ゴーストノート

8beat

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ドラムが少し叩けるようになったらいろんなリズムパターンを知りたくなりますよね。

今回はエイトビートゴーストノートを入れるやり方をご紹介します。

エイトビートとは

ゴーストノートの説明をする前にまずエイトビートを簡単に説明します。

エイトビートの基本は、右手でハイハットシンバルを8分音符を8回と、2拍目と4拍目にスネアドラムです。

エイトビートの基本形

エイトビートの記事はこちらを参考にどうぞ

ゴーストノートとは

ゴーストノートとは聞こえるか聞こえないかの音の事です。

文字通り幽霊(ゴースト)のように「何だか見えないけど気配だけある」ような「かすかに見えるような見えないような」感じです。

音にすると「何だか聞こえないんだけど気配だけはある」ような「かすかに聞こえるような聞こえないような」感じです。

ゴーストノートはドラムだけでなくギターやベースにもあります。

実際の音と音の間に、聞こえるか聞こえないかのかすかな音を入れてグルーブ感を出す手法です。

ドラムも同じで実際の音と音の間に聞こえるか聞こえないかの小さな音を入れて、グルーブ感を強調します。

具体的にドラムでどのようにしてゴーストノートを出すのかというと、基本はスティックを上げる高さを低くするということです。

ほんの3cm~5cmくらいの低い位置から叩くことによって、聞こえるか聞こえないかの小さな音を出す事ができます。

ゴーストノートの効果

例えば8分音符と8分音符の間に16分音符のゴーストノートを入れる事で実際のに聞こえる音は8分音符だけどなんとなく少し16分音符のノリに近くなります。

エイトビートに16分音符のゴーストノートを入れる

それでは具体的にどのようにエイトビートゴーストノートを入れるのか説明します。

エイトビートの基本は、右手でハイハットシンバルを8分音符を8回と、2拍目と4拍目にスネアドラムです。

楽譜にするとこうなります。

     ↓

エイトビート8分音符を基調としたリズムですが、このリズムの中に16分音符のゴーストノートを入れる事でノリがほんの少し16ビートのグルーブ感に近くなります。

16ビートとは16分音符を基調としたリズムのことです。

スネアドラムゴーストノートエイトビートに入れる時には、

ハイハット8分音符の1回目と2回目の間や、4回目と5回目の間や、5回目と6回目の間や、8回目と1回目の間に入れます。

今回はゴーストノートを使ったエイトビートのパターンを6つ紹介します。

ゴーストノートを入れる場所を少し変えるだけでリズムの表情が変わります。少しだけ入れたりたくさん入れたりいろいろと試してみるのも楽しいです。

またゴーストノートの音量によってもかなりノリが変わってきます。

あまり大きな音にするとゴーストノートではなくなってしまいますね。

でもそれはそれでシェイクビートというリズムになります。

シェイクビートについてはこちらの記事を参照してください。

補足説明
補足① フィルイン

これから紹介するパータンにフィルインが出て来ます。
フィルイン( Fill-in )とは曲の区切り目に即興的にフレーズを演奏することで、直訳すると「埋める」となりますがドラム用語的に日本語で「おかず」と言われています。

曲調の変わり目などに入れて曲を装飾します。

今回の6つのパターンでは、最後の小節にフィルインを入れていますので参考にしてください。

補足②記譜法

記譜法とは楽譜のどの五線の場所何の楽器が書いてあるかというルールというか決まりごとのことです。

今回の楽譜の記譜法はこちらです。

記譜法

* 今回出てくる楽譜の中でゴーストノートには (♩)とカッコを付けて表しています。

補足③クラッシュシンバルを入れる

パターンの最初とフィルインの後に必ずクラッシュシンバルを入れます。

クラッシュシンバルを入れるやり方はこちらの記事を参考にどうぞ

それではゴーストノートを使ったエイトビートの6つのパターンを、1つずつ紹介していきます。

ゴーストノートを使ったエイトビートの6つのパターン

 1.  ハイハットシンバルの1回目と2回目の間にゴーストノートを入れるパターン

1つ目はハイハットシンバルの1個目と2個目の間にスネアドラムでゴーストノートをいれるパターンです。

つまり1拍目の裏拍です。

楽譜

楽譜 にするとこうなります↓

パターン 1

* ゴーストノートには (♩)とカッコを付けて表しています。

R=右手(Right Hand)、L=左手(Left Hand)

動画

 動画にもしましたので参考にしてください ↓

2.  ハイハットシンバルの4回目と5回目の間にゴーストノートを入れるパターン

2つ目はハイハットシンバルの4個目と5個目の間にスネアドラムでゴーストノートをいれるパターンです。

つまり2拍目の裏拍です。

楽譜

楽譜 にするとこうなります↓

パターン2

* ゴーストノートには (♩)とカッコを付けて表しています。

R=右手(Right Hand)、L=左手(Left Hand)

動画

 動画にもしましたので参考にしてください ↓

3.  ハイハットシンバル5回目と6回目の間にスネアドラムを入れるパターン 

3つ目はハイハットシンバルの5個目と6個目の間にスネアドラムでゴーストノートをいれるパターンです。

つまり3拍目の裏拍です。

楽譜

楽譜 にするとこうなります↓

パターン3

* ゴーストノートには (♩)とカッコを付けて表しています。

R=右手(Right Hand)、L=左手(Left Hand)

動画

動画 にもしましたので参考にしてください↓

4.  ハイハットシンバル8回目と1回目の間にスネアドラムを入れるパターン

4つ目はハイハットシンバルの8個目と次の小節の1個目の間にスネアドラムでゴーストノートをいれるパターンです。

 つまり4拍目の裏拍です。

楽譜

楽譜にするとこうなります ↓

パターン4

* ゴーストノートには (♩)とカッコを付けて表しています。

R=右手(Right Hand)、L=左手(Left Hand)

動画

動画 にもしましたので参考にしてください↓

5.  ハイハットシンバル1回目と2回目の間と、8回目と1回目の間にスネアドラムを入れるパターン

5つ目はハイハットシンバルの1個目と2個目の間と、8個目と次の小節の1個目の間にスネアドラムでゴーストノートをいれるパターンです。

つまり1拍目の裏拍と4拍目の裏拍です。

楽譜

楽譜 にするとこうなります↓

パターン5

* ゴーストノートには (♩)とカッコを付けて表しています。

R=右手(Right Hand)、L=左手(Left Hand)

動画

動画にもしましたので参考にしてください ↓

6.  ハイハットシンバル4回目と5回目の間と、5回目と6回目の間にスネアドラムを入れるパターン

6つ目はハイハットシンバルの4個目と5個目の間と、5個目と6個目の間にスネアドラムでゴーストノートをいれるパターンです。

つまり2拍目の裏拍と3拍目の裏拍です。

楽譜

楽譜 にするとこうなります↓

パターン6

* ゴーストノートには (♩)とカッコを付けて表しています。

R=右手(Right Hand)、L=左手(Left Hand)

動画

 動画にもしましたので参考にしてください ↓

まとめ

ゴーストノートいかがでしたか?

エイトビートにゴーストノートを入れることでリズムの情景がガラッと変わりますね。

聞こえるか聞こえないかの小さな音ですがゴーストノートで装飾することによってグルーブ感が増してノリに説得力がでます。

ゴーストノートをうまく使いこなして、表情豊かなドラミングを目指しましょう!

最後まで読んで下さってありがとうございました!

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