スネアドラムを2拍目、フロアタムを4拍目に入れたエイトビート

8beat

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少し8beatが叩けるようになったらいろんなバリエーションの8beatが知りたくなりますよね。

そんな声にお応えして8beatのカッコいいバリエーションを紹介します。

今回はスネアドラムを2拍目、フロアタムを4拍目に入れた8beatを紹介します。

スネアドラムについてはこちらも参考にしてください

 またフロアタムについてはこちらを参考にどうぞ

エイトビートについて 

まずエイトビートについての話をします。

エイトビートについてははこちらの記事も参考にしてみてください

一般的なエイトビートは右手でハイハット・シンバルを8回叩きます。

そしてハイハット・シンバルの3回目と7回目(2拍目と4拍目)に同時にスネアドラムも叩きます。

楽譜にするとこうなります

エイトビート基本形

上の楽譜では1拍目と3拍目だけにベースドラムが入れる1番シンプルなパターンになっています。

スネアドラムを2拍目、フロアタムを4拍目に入れたエイトビート

そして今回はスネアドラムを2拍目、フロアタムを4拍目に入れたエイトビートのパターンを紹介します。

スネアドラムを2拍目、フロアタムを4拍目に入れたエイトビート とはどういうビートか?

詳しく説明します。

スネアドラムを2拍目、フロアタムを4拍目に入れたエイトビートでは

ハイハット・シンバル3回目(2拍目)と同時にスネアドラムを叩き、7回目(4拍目)と同時にフロアタムを叩きます。

楽譜にするとこうなります

動画にもしてみましたので参考にしてください

*注意点は、左手がスネアドラムとフロアタムを行ったり来たりする時に右手のハイハット・シンバルのリズムが崩れないようにすることです。

補足説明
補足① フィルイン

これから紹介するパータンにフィルインが出て来ます。
フィルイン( Fill-in )とは曲の区切り目に即興的にフレーズを演奏することで、直訳すると「埋める」となりますがドラム用語的に日本語で「おかず」と言われています。

曲調の変わり目などに入れて曲を装飾します。

今回の7つのパターンでは、最後の小節にフィルインを入れていますので参考にしてください。

補足②記譜法

記譜法とは楽譜のどの五線の場所何の楽器が書いてあるかというルールというか決まりごとのことです。

今回の楽譜の記譜法はこちらです。

記譜法
補足③クラッシュシンバルを入れる

パターンの最初とフィルインの後に必ずクラッシュシンバルを入れます。

クラッシュシンバルを入れるやり方はこちらの記事を参考にどうぞ

それではこれからスネアドラムとフロアタムを2拍目4拍目に入れたエイトビートのパターンを7つ紹介しますので楽譜と動画で確認しながら、自分でもぜひ演奏してみてください。

1. パターン1

まず最初に紹介するパターンは、

ベースドラム1拍目と3拍目です。

2拍目と4拍目はベースドラムは休みです。

とてもシンプルなパターンです。

パターン1の楽譜 

パターン1楽譜にするとこうなります。

            ↓

パターン1

楽譜の R と L は手順の記号です。R=右手(Right Hand)、L=左手(Left Hand)

パターン1の動画

動画にもしてみましたので参考にしてください

          ↓

2.パターン2

2つ目のパターンです。

ベースドラム1拍目に4分音符が1つと3拍目に8分音符が2つです。

パターン2の楽譜

楽譜にするとこうなります

パターン2

R=右手(Right Hand)、L=左手(Left Hand)

パターン2の動画

動画にもしてみましたので参考にしてください

3. パターン3

3つ目のパターンです。

ベースドラムは1拍目に4分音符、2拍目の裏拍に8分音符、3拍目に4分音符、4拍目はお休みです。

パターン3の楽譜 

楽譜にするとこうなります

パターン3

R=右手(Right Hand)、L=左手(Left Hand)

パターン3の動画

動画にもしてみましたので参考にしてください

4. パターン4

4つ目のパターンです。

ベースドラム1拍目に4分音符と2拍目の裏拍に8分音符そして3拍目に4分音符、そして

4拍目の裏拍に8分音符です。

パターン4の楽譜 

楽譜にするとこうなります

パターン4

R=右手(Right Hand)、L=左手(Left Hand)

パターン4の動画

動画にもしてみましたので参考にしてください

5. パターン5

5つ目のパターンです。 

ベースドラム1拍目の4分音符と2拍目の裏拍に8分音符そして3拍目の裏拍の8分音符、4拍目はお休みです。

パターン5の楽譜 

楽譜にするとこうなります

パターン5

R=右手(Right Hand)、L=左手(Left Hand)

パターン5の動画

動画にもしてみましたので参考にしてください

6. パターン6

6つ目のパターンです。

ベースドラム1拍目に4分音符、2拍目の裏拍に8分音符、3拍目はお休み、4拍目に4分音符です。

パターン6の楽譜 

楽譜にするとこうなります

↓ 

パターン6

R=右手(Right Hand)、L=左手(Left Hand)

パターン6の動画

動画にもしてみましたので参考にしてください

7. パターン7

7つ目のパターンは2小節で1つのパターンです。

このような2小節で1つのパターンのことを「2小節パターン」といいます。

ベースドラム

1小節目は1拍目の4分音符、2拍目は休み、3拍目に8分音符が2つ、4拍目は休みです。

そして2小節目は1拍目の4分音符、2拍目の裏拍の8分音符、3拍目の裏拍の8分音符、4拍目はお休みです。

つまりこの2小節パターンはパターン2とパターン5の組み合わせです。

パターン2とパターン5を練習してから演奏してみましょう。

パターン7の楽譜 

楽譜にするとこうなります

パターン7

R=右手(Right Hand)、L=左手(Left Hand)

パターン7の動画

動画にもしてみましたので参考にしてください

まとめ 

スネアドラムとフロアタムを2拍目と4拍目に入れたエイトビートはいかがでしたか?

一般的なエイトビートは2拍目も4拍目も両方スネアドラムですが、今回は4拍目をフロアタムにしてみました。

フロアタムが4拍目にくることでいったんリズムがふわっと落ち着く感じがしますね。

スネアドラムで緊張してフロアタムでふわっと緩む。

この繰り返しが不思議と心地よいリズムを作り出しています。

左手がスネアドラムとフロアタムを行ったり来たりする時に右手のハイハット・シンバルのリズムが崩れないように気をつけましょう!

このパターンもしっかりマスターして自分のドラマーとしての引き出しにしてください。

そして表情豊かなドラマーを目指して頑張りましょう!

最後まで読んでくださってありがとうございました!

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