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少しエイトビートが叩けるようになったらもっと他のリズムも叩けるようになりたいですよね。
そんな方のために今回はハーフビートをご紹介します。
ハーフビートとはエイトビートを少し変形させたビートです。
一般的なエイトビートについてはこちらの記事も参加にしてください。
↓
エイトビートとハーフビートの違い
一般的なエイトビートとハーフビートの違いは大きく分けて2つあります。
1. 一般的なエイトビートは例外もありますがたいていは1小節で完結していますので1小節づつの単位で進行しています。
ハーフビートではこれも例外はありますがたいていは2小節づつの単位で進行していきます。
これを「2小節パターン」といいます。
2. 一般的なエイトビートでは1小節の中で2拍目と4拍目にスネアドラムがきます。
この2拍目と4拍目のスネアドラムがリズムの核になります。
ハーフビートでは2小節パターンのうちの最初の小節の3拍目と2つめの小節の3拍目にスネアドラムが入ります。
そして、このスネアドラムがリズムの核となっています。
つまりハーフビートは一般的なエイトビートで感じているテンポが半分(ハーフ)になったようになります。
ちなみにテンポの感覚が半分なのでハーフビートといいますが、テンポの感覚が倍になるとダブルビートといいます。
実際にはテンポは変わっていないのですが、半分のテンポに聞こえたり倍のテンポに聞こえたりします。不思議ですね。
またハーフビートという言葉はエイトビートに限らず他のリズムの時にも使います。
ハーフタイムということもあります。
ハーフビート/ハイハットとスネアだけの楽譜
ハイハットとスネアだけを楽譜にするとこうなります。
一般的なエイトビートとハーフビートを見比べてみましょう。
まず一般的なエイトビートのハイハットとスネアだけの楽譜はこちらです ↓
そしてハーフビートのハイハットとスネアだけの楽譜はこちらです ↓
スネアドラムの位置が、一般的なエイトビートは2拍目と4拍目なのに比べてハーフビートは3拍目にきているのが分かると思います。
ハーフビート/ハイハットとスネアだけの動画
ハーフビートをハイハットとスネアだけで演奏した動画です。
参考にしてください ↓
ハーフビートの4つのパターン
今回はハーフビートのパターンを4つご紹介します。
ハイハットとスネアドラムは4つのパターンですべて同じです。
ベースドラムのパターンが変わります。
補足説明
補足① フィルイン
これから紹介するパータンにフィルインが出て来ます。
フィルイン( Fill-in )とは曲の区切り目に即興的にフレーズを演奏することで、直訳すると「埋める」となりますがドラム用語的に日本語で「おかず」と言われています。
曲調の変わり目などに入れて曲を装飾します。
今回の4つのパターンでは、最後の小節にフィルインを入れていますので参考にしてください。
補足②記譜法
記譜法とは楽譜のどの五線の場所に何の楽器が書いてあるかというルールというか決まりごとのことです。
今回の楽譜の記譜法はこちらです。
↓
補足③クラッシュシンバルを入れる
パターンの最初とフィルインの後に必ずクラッシュシンバルを入れます。
クラッシュシンバルを入れるやり方はこちらの記事を参考にどうぞ
↓
それでは4つのハーフビートパターンを、1つずつ紹介していきます。
1. ハーフビート/パターン1
まず最初のパターンはこちらです。
ハーフビート/パターン1の楽譜
↓
ハーフビート/パターン1の動画
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2. ハーフビート/パターン2
2つ目のパターンはこちらです。
ハーフビート/パターン2の楽譜
↓
ハーフビート/パターン2の動画
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3. ハーフビート/パターン3
3つ目のパターンはこちらです。
ハーフビート/パターン3の楽譜
↓
ハーフビート/パターン3の動画
↓
4. ハーフビート/パターン4
4つ目のパターンはこちらです。
ハーフビート/パターン4の楽譜
↓
ハーフビート/パターン4の動画
↓
まとめ
ハーフビートのお話はいかがだったでしょうか?
曲全体を通してハーフビートのリズムの曲もあるし、サビの部分だけをハーフビートにしてもりあげることもあります。
エイトビートとハーフビートが交互に出てくるような曲もあります。
エイトビートもハーフビートももともとのテンポは同じです。ビートが変わってもテンポが変わらないように十分に気をつけましょう。
ハーフビートはテンポの感覚が半分なので、フィルインも半分のテンポの感覚になります。曲にもよりますが、あまり細かなフィルインを入れるとハーフテンポのノリを壊してしまうことになりますので注意しましょう!
いろいろなリズムを身につけて表情豊かなドラマーを目指して頑張りましょう!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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