初めてのエイトビート

8beat

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8ビートを叩いてみよう!

8eatはリズムの王様です。

8beatが叩けるとロックやポップスのかなりの曲を演奏することができます。

 8ビートについて

8ビートの歴史

8ビートのリズムは1950年代に起源があると言われています。
それまではビッグバンドのスイングジャズが大流行していました。
そのスイングジャズの2拍目と4拍目が強調されスネアドラムで強くアクセントを付けて演奏されるようになりました。
そしてそれ以前からあった「ブルース」や「ブギ・ウギ」というリズムと融合して少しずつロック色が強くなっていきます。
スイングジャズやブギ・ウギは跳ねるリズムでしたがそれも少しずつ洗練されて跳ねないオシャレなリズムで演奏されるようになりました。
そしてそれが「ロックン・ロール」へと発展していきます。
初期のロックン・ロールは跳ねるリズムと跳ねないリズムの混合でした。跳ねるリズムとはいわゆる3連ノリの「シャッフル」ですね、「バウンス」ともいいます。
この跳ねるのと跳ねないのとの混合リズムの時代が8ビートが出来上がっていく過渡期です。
例えばピアノやギターは跳ねていないのにドラムだけ跳ねていたり、その逆でドラムは跳ねていないのにギターやピアノは跳ねていたり。
跳ねているのと跳ねていないのとの中間的なリズムでもありました。
いい意味で混沌としたうねりのあるリズムというか音楽というか時代というか。

今でもファンクやR&Bでは8ビートとひと口にいっても跳ねているようないないようなうねりのあるリズムですね。
これはやはりアフリカ系アメリカ人の生まれ持ったリズムから来ているのかもしれませんね。

初めて8ビートを叩いた人 !?

ロックン・ロールを作った人たちは「チャック・ベリー」「リトル・リチャード」「ファッツ・ドミノ」といった人たちでした。

なんと「8ビートを始めて叩いた人」というのがもちろんいます。それは「アール・パーマー」だと言われています。
「アール・パーマー」はロックン・ロール・ドラムの神様です。そしてその初めて叩いた8ビートの曲は「リトル・リチャード」の「ルシール」という曲です。

興味のある方はぜひ聴いてみてください。

8ビートをマスターしよう!

まずは基本の8ビートをマスターして楽しくドラムを叩きましょう!

8ビートの奏法

右手でハイハットシンバルを叩きます。

左足でハイハットシンバルの2枚をしっかりと閉じておきます。

1小節でハイハットシンバルを均等に8回叩きます。それが1クールです。

その8回のうちの3回目と7回目のところに、左手でスネアドラムを入れます。

そしてその8回のうち1回目と5回目のところに、右足でベースドラムを入れます。

ちょっとややこしいですが、楽譜にしたらこうなります

エイトビート奏法
右手ハイハットシンバル

まず右手ハイハットシンバルだけで演奏してみます。

動画を参考にしてください

左手スネアドラム

 次に左手スネアドラムだけで演奏してみます。

これも動画を参考にしてみてください。

右足ベースドラム

 次にベースドラムだけで演奏してみます。

これも動画を参考にしてみてください。

トータルで8ビート

ハイハットシンバル・スネアドラム・ベースドラムの全てを使ってトータルでで演奏してみます。8ビートの完成形ですね。

これも動画を参考にしてみてください。

どうですか?

8ビートがどんなリズムだかわかりましたか?

そういえばよく聞くリズムですよね!

これがリズムの王様「8ビート」です。

★ところで動画の中に「♩=70」というのが出てきます。これは「1分間に♩(四分音符)が70回演奏される速さですよ」という意味です。なので「♩=100」なら「1分間に♩(四分音符)が100回演奏される速さですよ」という意味です。数字が大きいほど早さは速いです。ちなみに「BPM70」とか「BPM100」とかいう言い方もしますが同じ意味です。「BPM」とは「Beats Per Minute」の略です。

8ビート応用編

基本の8ビートから少しだけ応用編を紹介します。

クローズドリムショットを使って

左手のスネアドラムのところは”クローズドリムショット”にすることもあります。

クローズドリムショットだけで

まず”クローズドリムショット”だけでやってみます。

動画はこちらです。

トータルで演奏

次にトータルでクローズドリムショットを使った8ビートをやってみます。

またまたこちらが動画です。

ライドシンバルを使う

8ビートはハイハットシンバルだけでなくライドシンバルでもリズムを刻みます。

先ほどはハイハットシンバル8回で1クールだったのが今度はライドシンバル8回で1クールになります。

ライドシンバルだけで演奏
 トータルで演奏

こちらの動画を参考にしてみてください。

その他8ビートのいろいろな応用編がありますけどそれはまたの記事でお話ししますね。

どうですか?

まとめ

8ビートが楽しく叩けましたか?

両手両足がそれぞれ違うことをしなければいけなくて戸惑ったかもしれません。

ドラムを始めたばかりの人には少し難しかったかもしれませんが、この8ビートが叩ければ音楽の世界がググッと広がっていきます。

最初はゆっくりの早さから練習して、少しずつ早くしていきましょう。

難しいと思ったあなたでも大丈夫ですよ、みんなが通ってきた道ですから!

根気強く練習して楽しくドラムが叩けるように頑張りましょう!

最後まで読んでくださってありがとうございました!

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