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ベースドラムのパターン
やっとの思いでなんとか8beatの基本パターンが叩けるようになったら今度はいろんなベースドラムのパターンを覚えたいですよね。
今回はベースドラムのパターンの基本中の基本といえる7つのパターンをご紹介します。
その前にパターンの決め方についてのお話を少し。
ベースドラムのパターンの決め方
「プロの人たちはベースドラムのパターンをどうやって決めてるの?」
やはりそれは疑問ですよね。勝手に好きなパターンで叩いているわけではなさそうだし、どうやって決めるんだろう?
パターンを決める時のポイントは3つです。
パターンを決める時のポイント
1. 曲調に合わせる
まず曲を聴いた時にどんなベースドラムのパターンが合うか考えます。
激しい曲なのかほんわかな曲なのか。ハードな重い曲なのか軽いふわっとした曲なのか。イケイケGoGo!の曲なのかしっとりした曲なのか。
そういう曲の雰囲気によってベースドラムのパターンも変わってきます。
2. 曲全体のリズムに合わせる
その曲が全体的にどんなリズムの曲なのかによります。
ハードなロックなのか、ラテン風なのか。バラード調なのかダンサブルな曲調なのか。
出だしは静かなバラード調だけど途中から激しいロック調になるってこともよくありますよね。
そういう曲全体のリズムを考慮しながらベースドラムのパターンを考えます。
3. ベースのパターンに合わせる
もしかしたらこれが1番大事かもしれませんが、ベースのパターンとうまく絡み合うようにベースドラムのパターンを考えます。
どちらがどちらに合わせるというわけではないのですが曲調にあったパターンをドラムとベースで作り上げます。
ベースとベースドラムのパターンを同じにすることが多いです。その方が曲の土台となる基本のリズムがはっきりします。
しかし完全には合わせないで少し変えて演奏することも多いです。2つの楽器で1つのパターンを作るみたいな感じでしょうか。ベースドラムの音数を少なくしてその間をベースの音で埋めるとか、その逆でベースの音数を少なくしてその間をベースドラムが埋めるとか。
やはりそういうドラムとベースのコンビネーションは大切です。
最初はよくわからないかもしれませんが、その曲にどんなベースドラムのパターンやベースのパターンが使われているか意識しながら聴いてみることでたくさんの発見があります。
7つの基本ベースドラムパターン
1. パターン 1
まず最初のパターンは基本中の基本、1拍目と3拍目にベースドラムがきます。2拍目と4拍目はお休みです。とてもシンプルなパターンで、ドラムはあまり主張せず曲やメロディを引き立たせるパターンです。
楽譜にするとこうなります。
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まずはベースドラムだけで演奏してみましょう。
動画を参考にしてみてください。
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次に両手両足のトータルで演奏してみましょう。
動画を参考にしてください
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2. パターン2
次のパターンは、1拍目は4分音符・3拍目は8分音符が2つ・2拍目と4拍目はお休みです。
ロック色の強いパターンです。
楽譜にするとこうなります。
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まずはベースドラムだけで演奏してみましょう。
動画を参考にしてみてください
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次にトータルで演奏してみましょう。
動画を参考にしてください。
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3. パターン3
3つ目のパターンは1拍目に4分音符・2拍目の裏に8分音符・3拍目に4分音符・4拍目はお休みです。
楽譜にするとこうなります
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このパターンは安定感のあるリズムです。
2拍目裏の8分音符が次の3拍目の4分音符への助走のようになっていて少し丸みを持たせています。この8分音符のおかげで説得力のあるどっしりとしたリズムになっています。
まずはベースドラムだけで演奏してみましょう。
動画を参考にしてください。
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次にトータルで演奏してみましょう。
動画を参考にしてください
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4. パターン4
4つ目のパターンは1拍目4分音符・2拍目裏8分音符・3拍目4分音符・4拍目裏8分音符です。
このパターンは「サンバ」や「ボサノバ」でよく使われるパターンです。ブラジル系の音楽でよく出てくるパターンで、特に早く演奏したときには「サンバ・パターン」と言われることもあります。
楽譜にするとこうなります
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2拍目裏と4拍目裏の8分音符が次の4分音符へのジャンプのための踏み台のステップのようになっていて、リズムのうねりが小気味よくグルーブしています。
まずはベースドラムだけで演奏してみましょう。
動画を参考にしてください。
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次にトータルで演奏してみましょう。
動画を参考にしてください。
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5. パターン5
5つ目のパターンはどっしりというよりも浮遊感を楽しむようなリズムです。
1拍目に4分音符・2拍目裏に8分音符・3拍目裏に8分音符・4拍目はお休み。
楽譜にするとこうなります
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このパターンは拍の頭に来ている音が1つしかないのでどうしても曲の土台となるような安定感はあまりありません。しかし疾走感があり気持ちのいいスピード感を楽しめるリズムです。
まずはベースドラムだけで演奏してみましょう。
動画を参考にしてみてください
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次にトータルで演奏してみましょう。
動画を参考にしてください。
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6. パターン6
6つ目のパターンは主にラテンのリズムの時によく使われるパターンです。
1拍目に4分音符・2拍目裏に8分音符
・3拍目はお休みで・4拍目に4分音符です。
楽譜にするとこうなります
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3拍目の休みが強力な浮遊感を生み出しています。そして4拍目の4分音符が次の小節への長い助走のようになっていてワクワク感を感じさせます。
このパターンはキューバ系のラテン音楽の基本パターンで「クラーベ・パターン」と言われることもあります。
また「ニューオーリンズ・ファンク」にもよく登場するリズムでもあります。
まずはベースドラムだけで演奏してみましょう。
動画を参考にしてみてください
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次にトータルで演奏してみましょう。
これも動画を参考にしてみてください
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7. パターン7
このパターンは2小節で1つのパターンになっています。「2小節パターン」といいます。
最初の小節ではまず1拍目に4分音符・2拍目はお休み・3拍目に8分音符が2つ・4拍目はお休み。これはパターン2と同じですね。そして2小節目では1拍目に4分音符・2拍目裏と3拍目裏と4拍目裏に8分音符です。
楽譜にするとこうなります
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2小節パターンということでリズムの表情が大きく広がりました。1小節目ではロック色の濃いいどっしりとしたリズムで次の2小節目では裏拍の続く浮遊感のあるリズムです。「どっしり→浮遊感→どっしり→浮遊感」という落ち着きのないリズムですが、そこには聞き手の想像力をかきたてる奥の深さが感じられます。
まずはベースドラムだけで演奏してみましょう。
動画を参考にしてみてください
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次にトータルで演奏してみましょう。
これも動画を参考にしてみてください
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まとめ
以上7つの基本的なベースドラムパターンを紹介しました。
いかがでしたか?
少しの違いでも大きくリズムの表情が変わってきますね。
この7つのパターンをしっかりマスターして楽しくドラムを叩きましょう!
今回の7つの基本的パターンの応用編として、ハイハットシンバルの代わりに「ライドシンバルを使った8beat」、そしてスネアドラムの代わりに「クローズド・リムショットを使った8beat」を紹介していますのでぜひ見てみてください。
最後まで見てくださってありがとうございました!
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