両手でハイハットシンバルを叩く16beat

16beat

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今回は両手で左右交互にハイハットシンバルを叩く16ビートを紹介します。

 16ビートとは

まず16ビートとは何かという話ですね。

16ビートという言葉は聞いたことがあると思います。

以前の記事で「エイトビート」のお話をしたことがあります。

その記事はこちらです ↓

「エイトビート」または「8beat」といいますがこれは和製英語です。

いわゆるエイトビートは英語では ”Eighth Note Rhythm“または”Eighth Note Groove“といいます。

Eighth Noteとは8分音符ということです。

つまり ”Eighth Note Rhythm“または”Eighth Note Groove“とは「8分音符のリズム」または「8分音符のグルーブ」ということですね。

補足ですけど海外に行って”8beat”といっても通じませんのでお気をつけください。

それでは「16ビート」はどうでしょうか。

「16beat」もやはり和製英語で、いわゆる「16ビート」は英語で”Sixteenth Note Rhytym“または”Sixteenth Note Groove“といいます。

Sixteenth Noteとは16分音符ということです。

つまり”Sixteenth Note Rhytym“または”Sixteenth Note Groove“とは「16分音符のリズム」または「16分音符のグルーブ」ということですね。

またまた補足ですけど海外に行って”16beat”といっても通じませんのでお気をつけください。

それでは16beatとはどんなリズムでしょうか。

さきほど「16分音符のリズム」と書きましたがすべてが16分音符で出来ている訳ではありません。

全体的のノリが16分音符っぽいということです。

よく8beaと16beatの違いを質問されることがありますが、

8beatと16beatの境目は微妙です。

8beatと16beatの違い

1. 8分音符がたくさん使われてるビート →8beat

2. 8ビートに少し16分音符が混ざってるビート →16beatっぽい8beat

3. 上の2番にもっと16分音符がたくさん混ざっているビート→8beatっぽい16beat

4. 16分音符がたくさん使われているビート →16beat

という感じでしょうか。

2種類の16beat

16beatには大きく分けて2種類あります。

1. ハイハットシンバルを左右交互に両手で16分音符を叩く16beat。

2. ハイハットシンバルまたはライドシンバルを右手(または利き手)だけの片手で16分音符を叩く16beat 。

上記の2種類です。

そして今回は上記の1番、「ハイハットシンバルを左右交互に両手で16分音符を叩く16beat」についてお話します。

ハイハットシンバルを左右交互に両手で16分音符を叩く16beat

まずハイハットシンバルだけで練習

まずハイハットシンバル だけを叩いてみます。

楽譜にするとこうなります

ハイハットで16分音符

R=右手(Right Hand )、L=左手(Left Hand )

*ハイハットシンバルで16分音符を叩くとき、1拍の中の4つある16分音符の1つ目と4つ目をほんの少しだけ強く叩くとノリが出ますのでやってみてください

>=アクセント(その音だけを強く演奏する)

  >  はアクセントといってその音符を強く演奏するという意味の記号です。

R=右手(Right Hand )、L=左手(Left Hand )

動画にもしてみましたので参考にどうぞ

ハイハットシンバルとスネアドラムで練習

次にハイハットシンバル の16分音符の2拍目と4拍目にスネアドラムをいれます。

楽譜にするとこうなります

ハイハット&スネアドラムで16beat

R=右手(Right Hand )、L=左手(Left Hand )

動画にもしてみましたので参考にどうぞ

両手で叩く16beatの6つのパターンを紹介します

上記のハイハットシンバルとスネアドラムの16beatにベースドラムを入れます。

今回はベースドラムのパターンを6つ紹介します。

補足説明
補足① フィルイン

これから紹介するパータンにフィルインが出て来ます。
フィルイン( Fill-in )とは曲の区切り目に即興的にフレーズを演奏することで、直訳すると「埋める」となりますがドラム用語的に日本語で「おかず」と言われています。

曲調の変わり目などに入れて曲を装飾します。

今回の6つのパターンでは、最後の小節にフィルインを入れていますので参考にしてください。

補足②記譜法

記譜法とは楽譜のどの五線の場所何の楽器が書いてあるかというルールというか決まりごとのことです。

今回の楽譜の記譜法はこちらです。

記譜法
補足③クラッシュシンバルを入れる

パターンの最初とフィルインの後に必ずクラッシュシンバルを入れます。

クラッシュシンバルを入れるやり方はこちらの記事を参考にどうぞ

それでは6つのパターンを順を追って紹介していきます

1. パターン1

1つ目に紹介するパターンは1拍目と3拍目にベースドラムを入れます。

楽譜にするとこうなります

パターン

R=右手(Right Hand )、L=左手(Left Hand )

ハイハットシンバルとベースドラムの合うところを常に意識して演奏しましょう。

動画にもしてみましたので参考にどうぞ

2. パターン2

2つ目に紹介するパターンは1拍目と2拍目と3拍目と4拍目にベースドラムを入れます。

楽譜にするとこうなります

パターン2

R=右手(Right Hand )、L=左手(Left Hand )

ハイハットシンバルとベースドラムの合うところを常に意識して演奏しましょう。

スネアドラムどベースドラムを同時に叩くのは以外と難しいです。

合っているようでもズレていることが多いので注意しましょう。

* できれば録音したり動画に撮ったりして自分の演奏を確認しながら練習することをお勧めします

動画にもしてみましたので参考にどうぞ

3. パターン3

3つ目に紹介するパターンは1拍目に4分音符と3拍目に8分音符2つのベースドラムを入れます。

楽譜にするとこうなります

パターン3

R=右手(Right Hand )、L=左手(Left Hand )

* ハイハットシンバルとベースドラムの合うところを常に意識して演奏しましょう。

動画にもしてみましたので参考にどうぞ

4. パターン4

4つ目に紹介するパターンは1拍目と2拍目裏と3拍目にベースドラムを入れます。

楽譜にするとこうなります

パターン4

R=右手(Right Hand )、L=左手(Left Hand )

* ハイハットシンバルとベースドラムの合うところを常に意識して演奏しましょう。

動画にもしてみましたので参考にどうぞ

5. パターン5

5つ目に紹介するパターンは1拍目と2拍目裏と3拍目裏にベースドラムを入れます。

楽譜にするとこうなります

パターン5

R=右手(Right Hand )、L=左手(Left Hand )

*ハイハットシンバルとベースドラムの合うところを常に意識して演奏しましょう。

動画にもしてみましたので参考にどうぞ

6. パターン6

最後に紹介するベースドラムのパターンは、1拍目に4分音符と、2拍目裏に8分音符1つと、3拍目に2つの8分音符です。

楽譜にするとこうなります

パターン6

R=右手(Right Hand )、L=左手(Left Hand )

* ハイハットシンバルとベースドラムの合うところを常に意識して演奏しましょう。

動画にもしてみましたので参考にどうぞ

まとめ

最後に今回の記事を1つの動画にまとめてみましたので動画の方がわかり易いという方はこちらをどうぞご覧下さい!

今回の記事を解説しながら演奏しているレッスン動画です

両手で左右交互にハイハットシンバルを叩く16ビートについていかがでしたか?

片手で叩く16beatについてはこちらで紹介していますので参考にしてください。

両手で叩く16beatにするか片手で叩く16beatにするかは曲のテンポによることが多いです。

速いテンポの時は両手で、遅いテンポの時は片手で16beatを叩きます。

またテンポによらず曲の雰囲気やグルーブの種類によっても使い分けます。

両手で左右交互にハイハットシンバルを叩く16ビートをしっかりマスターしてワンステップアップのドラマーを目指しましょう!

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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