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初めましてドラマーの髙橋正博といいます
プロのドラマーとして活動しながらドラム教室の講師をしています。
1961年生まれ、兵庫県出身です。
1. ドラムを始めたきっかけ
ドラムを始めたきっかけは高校時代のブラスバンド部です。
部員が足りなくて困っていたブラスバンド部の友達に誘われて入ったのですが、入ってみると初めて叩くドラムに心奪われてのめり込んでしまいました。
ドラムがかなりうまい先輩と同級生のおかげで高校生時代にはかなりドラムが上達しました。いやいや、上達したつもりでした(汗)
2. 上京
そして高校卒業後かなりの自信満々で上京していざプロドラマーへの道へと志しましたが、なんと信じられないほど化け物のようにうまくて若いドラマー志望の人がわんさかいました。自分が田舎でちょっとうまいと自負していたのがそれこそ”井の中の蛙”だったと思い知らされました。
やはり自分には無理なのかとあきらめてはまた決意しまたあきらめては決意しての連続でした。
3. 練習
かなり練習もしました。ほぼ1日中ドラム練習の日々でしたのでバイトをする時間も減らし超貧乏な時代でした。
トイレ共同の木造四畳半のアパートに住んでいましたのでゴムの練習台でもかなり音や振動が響くみたいで、大家さんに怒られ追い出されたこともあしました。
近所の公園や河原に練習台やドラムセットをエイコラ運んで練習しました。
雨の日は野外練習はできませんので、家にこもってひたすらレコードを聴いて耳コピをしたり教則ビデオを見まくったり。そんな毎日でした。
4. 演奏の仕事
そんなかいもあってか少しずつドラムの仕事も入ってくるようになりました。
キャバレーやレストランでの演奏やいろんなイベントでの演奏等です。
そのうちいろんなライブもに誘われるようになりました。だいたいはジャズのライブですがロックバンドやJ-POPのバンドにも誘われました。あとはレコーディングやミュージカルでの演奏にも参加しました。バブルの時代でしたのでミュージシャンにもたくさん仕事があった時代だったんですね。
音楽のジャンルもさまざまです。
ジャズ、ロック、ラテン音楽、カントリー、クラシック、J-POP、演歌 etc ・・・
5. レコードデビュー
2000年に「Mondays Spesial」というバンドを結成し、2014年にはファーストアルバム「Bliliant Shadow」をリリースしました。「Mondays Special」はすべての曲を僕が作詞・作曲している手作りのバンドです。残念ながら今では活動休止中です。
6. ドラム教室
2014年にはドラム教室を開校し、ドラマーとしての活動をしながらドラム講師としても出発しました。
生徒さんは小学校3年生のお子さんから60歳すぎのご年配の方まで幅広く、都内数カ所でオリジナルの教則本を使って教えています。
2年に1度のドラム教室発表会もいつも大盛況です。
7. 髙橋正博オールスターズ
現在では「髙橋正博オールスターズ」というジャズバンドでライブ活動をやっています。アルト・サックス、テナー・サックス、トロンボーン、ピアノ、ベース、ドラムという6人編成のバンドで主に「アート・ブレイキー & ジャズ・メッセンジャーズ」というバンドのレパートリーを演奏します。
8. 好きなドラマー
やはり僕の1番好きなドラマーは ”アート・ブレイキー”です。
もう何年も前に亡くなりましたが、ドラマーの神様です。亡くなる直前までドラムへの情熱が燃え盛っていた、素晴らしいドラマーです。バックで伴奏をする時には静かにしかも熱くバンドを支え、いざドラムソロになるとすべての空気が激しく震える。それこそ神の雄叫びのような熱くて暖かいプレイをします。
もちろん僕には足元にも及びもしませんが、いつまでも目指していきたいドラマーです。
他に好きなドラマーは「フィリー・ジョー・ジョーンズ」「マックス・ローチ」「エルビン・ジョーンズ」「ロイ・ヘインズ」etc・・・
やはりジャズドラマーですね。
9. ドラム
ドラム教室を始めて感じたことは「ドラムはかなり人気の楽器なんだなぁ」ということです。自分で演奏しているとわからなかったんですが、けっこうみんなドラムを憧れの楽器として見ていると。
いつかはやってみたい、だけど難しそう、ってみんな思ってますがそんなことはありません。
自分のレベルに合った演奏の仕方をすれば誰でも簡単にプレイすることができます。
もう一つは、ドラムはバンドをやらないと意味がないってみんな思ってますけどそんなことはありません。「ピアノやギターならソロや弾き語りとして1人でも楽しめるけど、ドラムはなぁ?」なんて思っている人が多いと思いますけどそんなことはありません。
1人でドラムを叩くのは楽しいし元気になれます。自分のお気に入りの曲に合わせてドラムが叩けたら超嬉しいですよ。最近ではドラムのマイナスワン、つまり曲からドラム演奏だけを抜いたドラム用のカラオケ音源も珍しくありません。
やり方によってはドラマー1人だけでのソロライブも可能です。
自分なりのやり方でどんどんドラムを楽しんでいって欲しいです。
10. ブログ
そういうドラムの楽しさ面白さをもっともっとたくさんの人に知って貰いたくてブログを始めました。
まだ生のドラムを見た事がなくてもすぐにでもドラムが始められるやり方や、「始めたけどわからないことだらけでどうしよう?」っていう方の疑問にさっと手が届くようなブログを作っていきたいと思います。
初めてドラムを叩く方、ドラムを始めたばかりの方、ドラムをやってだいぶ経つけどもう一度基本からやり直してみたいと思っている方、何年も前にドラムをやっていたけれどやめてしまって久しぶりにまたやろうかなと思っている方。
みんながドラムを楽しく叩けるように心を込めてお手伝いさせていただきます。
高橋正博
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